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教育・科学技術成立・施行済み---

国公私立大学の理工系学部における「女子枠(ダイバーシティ入試)」導入支援

日本のリケジョ不足を打破。大学入試の総合型・学校推薦型選抜で女子枠を新設し、理工系女性比率を倍増

施行時期: 2024年度入試より全国の国公私立大で導入加速

3

これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    OECD諸国の中で最低水準(約15%〜18%)にとどまっている日本の大学理工系学部における女性比率を抜本的に引き上げるため、文部科学省が国公私立大学の入試選抜において「女性限定の募集枠(女子枠)」の新設を支援・公認する国家プロジェクトです。
  • 2
    東京工業大学(現・東京科学大)の140人規模の女子枠新設を皮切りに、名古屋大学、京都大学、東北大学など全国30校以上の主要大学が総合型選抜や学校推薦型選抜で女子枠を導入しました。
  • 3
    文科省は女子学生比率を向上させた大学に対して運営費交付金や私学助成金を傾斜配分するインセンティブを付与し、女性研究者・エンジニアの輩出を加速させます。
政策の背景とねらい

日本の科学技術分野では『理系は男性の分野』という無意識のバイアス(アンコンシャス・バイアス)が根強く、高校での文理選択期に成績優秀な女子が医療系や文系へ誘導される構造が続いていました。女性エンジニアの枯渇が日本のIT・製造業の国際競争力低下の主因となっている危機感から、入試制度にアファーマティブ・アクション(積極的改善措置)を適用する大転換が行われました。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
注目
導入実績
全国30校以上の主要大学
現行
導入実績
注目
選抜方式
総合型・学校推薦型選抜
現行
選抜方式
注目
背景
理工系女子比率15%の壁
現行
背景

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点2つの視点
工学部女子枠で合格した国立大生(1年生)

「女子枠が背中を押してくれた。周囲の男子学生とも切磋琢磨し、研究成果で実力を証明したい」

大手重工メーカーの人事役員

「ものづくり産業の存亡に関わる多様性確保に向け、産学連携で給付奨学金やインターンを支援する」

期待される主な効果期待される効果(賛成側の主な論点)
慎重・検討課題の主な視点2つの視点
一般選抜で惜敗した浪人中の男子受験生

「性別を入試の合否基準に用いることは、逆の性差別であり受験生の公平感を根本から損ねている」

大学入試論の専門家

「アファーマティブ・アクションの正当性を社会に丁寧に説明し続けなければ、無用な分断を生んでしまう」

主な検討課題・論点指摘されている課題・懸念点(慎重側の主な論点)
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