雇用・労働制度拡充・自治体導入推進中---

重度障害者等就労支援特別事業・職場介助者配置等支援助成金

通勤も職場もあきらめない。重度障害者の働く権利を介助者配置で保障する

3

これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    ALSや高位頚髄損傷など重度の身体障害や知的障害のある人が就労する際、通勤や勤務中の排泄・食事介助を担う「職場介助者」の派遣費用を国と自治体が最大10分の9助成する制度。
  • 2
    重度障害者の社会参加と経済的自立を阻んできた「通勤・勤務中は重度訪問介護(公費ヘルパー)が使えない」という制度の壁を打破するため、厚生労働省の「重度障害者等就労支援特別事業」を全国展開。
  • 3
    企業が職場介助者を雇用または委託する際の費用(最大月額数十万円、助成率最大90%)を公費支給し、どんなに重い障害があっても能力を発揮して働き続けられる環境を整備する。
政策の背景とねらい

障害者総合支援法の重度訪問介護は「日常生活支援」に限定されており、通勤や勤務など「経済活動を伴う時間」にはヘルパー利用が禁止されていた。そのため、働く意欲や専門的能力があっても、トイレや水分補給の介助が得られず就労を諦めざるを得ない事態が続いていた。 厚労省が地方自治体と連携した特別事業を創設。自治体と雇用主企業が費用を分担する枠組みが広がり、大手IT企業や研究機関で重度障害者の正社員雇用事例が相次いでいる。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
注目
通勤や職場での食事・排泄を支える職場介助者派遣費用を最大9割公費助成
ポイント1
現行
通勤や職場での食事・排泄を支える職場介助者派遣費用を最大9割公費助成
注目
「働くとヘルパーが打ち切られる」理不尽な制度の壁を撤廃
ポイント2
現行
「働くとヘルパーが打ち切られる」理不尽な制度の壁を撤廃
注目
企業雇用だけでなくフリーランスやテレワーク起業の重度障害者も支援
ポイント3
現行
企業雇用だけでなくフリーランスやテレワーク起業の重度障害者も支援

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点1つの視点
車椅子で働くIT企業エンジニア(30代・頚髄損傷)

介助者がついてくれたことでトイレや水分補給の不安がなくなり、フルタイムでシステム開発に集中できています。

期待される主な効果期待される主な効果・メリット(推進側の視点)
慎重・検討課題の主な視点1つの視点
重度障害者を雇用する企業人事部長(50代)

助成金のおかげで介助体制を整えることができ、極めて優秀なプログラマーを戦力として迎えることができました。

主な検討課題・論点検討されている課題・懸念点(慎重側の視点)
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