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脱炭素・電力料金単価3.49円/kWh改定・激変緩和策継続運用中---

再エネ賦課金の国民負担増と電気代激変緩和補助

脱炭素のツケが電気代を直撃。再エネ賦課金(月1400円弱)の高騰と政府補助金のイタチごっこ

施行時期: 2024年4月賦課金改定、酷暑期電気代補助実施

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これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT/FIP)の買取費用を全電気利用者が負担する「再エネ賦課金」が、2024年度に1kWhあたり3.49円(標準家庭で月約1,400円弱)へ再急増
  • 2
    化石燃料価格の変動で賦課金単価が乱高下する中、政府は酷暑期・厳冬期の家計負担を抑えるため国費から電気代を直接値引きする「激変緩和対策補助」を反復投入
  • 3
    2050年カーボンニュートラルに向けたクリーン電力普及の原資確保と、物価高に苦しむ国民生活・製造業の国際競争力維持のジレンマが深刻化
政策の背景とねらい

2012年に始まったFIT制度により太陽光発電の導入量は急拡大したものの、電力会社による買取総額は年間4兆円超に膨張。その費用を全需要家から回収する再エネ賦課金は、2023年度は市場価格高騰に伴い一時1.40円/kWhまで下がったものの、2024年度は市場参照価格の落ち着きにより一転して過去最高水準に近い3.49円/kWhへ再高騰し、国民の強い不満を招きました。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
単価3.49円/kWh(前年比2.5倍)
再エネ賦課金単価の改定(2024年度)
単価3.49円/kWh(前年比2.5倍)
通常時: 2023年度単価:1.40円/kWh(標準家庭で月額約560円)
2024年度単価:3.49円/kWh(標準家庭で月額約1,396円、年額1.6万円超)へ再急増
酷暑期の電気代直接値引き補助
電気・ガス価格激変緩和対策事業(国費補助金)
酷暑期の電気代直接値引き補助
通常時: 平時は公費による電気料金の直接値下げ補助なし
エアコンを多用する酷暑期等に1kWhあたり2円〜4円規模の公費補助を投入して相殺
FIP市場連動型への移行
FITから市場連動型FIP制度への移行促進
FIP市場連動型への移行
通常時: どんな電力需要時でも固定価格で全量買い取り
市場卸売価格に一定のプレミアムを上乗せするFIP制度を新設メガソーラー等に義務化

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点2つの視点
経済産業省資源エネルギー庁・環境省・再エネ業界団体

「中東の石油やLNGの価格高騰に左右されない国産エネルギーの確立」

脱炭素経営企業連合・気候変動シンクタンク

「温室効果ガス排出削減を達成し、国境炭素税などの貿易制裁を回避する」

期待される主な効果再エネ賦課金を支持する立場(脱炭素化とエネルギー自給率向上)
慎重・検討課題の主な視点2つの視点
主婦連・全国消費者団体連絡会・生活困窮者支援団体

「使った電気量に比例して一律徴収されるため、生活困窮世帯ほど負担率が高い」

エネルギー経済学者・野党財政金融委員会

「右のポケットから取って左のポケットから返すような不透明な財政支出」

主な検討課題・論点賦課金負担増に反対・批判的な立場(家計圧迫と制度の構造的欠陥)
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