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新NISA(少額投資非課税制度)の抜本的拡充

非課税期間が無期限に!年間最大360万円、生涯1,800万円まで投資利益がずっと非課税

施行時期: 2024年1月1日施行済

3

これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    非課税保有期間が無期限化➔ 従来の5年や20年の制限がなくなり一生涯非課税で運用可能
  • 2
    投資枠の大幅拡大➔ 年間最大360万円(つみたて120万+成長投資240万)、生涯1,800万円まで投資可能
  • 3
    売却枠の再利用が可能➔ 資産を売却した場合、翌年以降にその分の非課税枠が復活して再投資可能
政策の背景とねらい

国民の金融資産の半分以上が現金・預金にとどまりインフレによる実質的な価値低下が懸念される中、『貯蓄から投資へ』を促し個人の資産形成を後押しする目的で導入されました。家計の安定的な資産拡大と、成長資金の供給による持続的な経済成長の両立を目指しています。

新NISA 資産形成&非課税メリット試算

無期限化された生涯非課税枠(1,800万円)における複利運用シミュレーションと節税効果(20.315%相当)の試算

生涯投資枠 1,800万円(無期限・簿価管理)
30,000円/月
5千円3万円5万円10万円(つみたて上限目安)
15年間
1年10年20年30年
5%
1% (手堅め)3% (バランス)5% (世界株式目安)10% (積極的)
生涯非課税枠(1,800万円)の使用状況540万円 / 1,800万円 (30.0%)
新NISAによる非課税メリット額(20.315%)
約 53.2万円の節税

通常の投資口座では運用益から約20%引かれますが、新NISAならこの利益分がまるまる手元に残ります!

15年後の資産見込み額(複利運用)
将来の評価額合計
802万円
積み立てた元本
540万円
運用による利益
+262万円
公平な留意事項: 試算の運用利回りは保証されたものではなく、元本割れのリスクがあります。また損益通算や繰越控除ができない点にも留意が必要です。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
生涯枠拡大
生涯非課税保有限度額
1,800万円
旧つみたてNISA最大800万円
簿価(買付残高)ベースで枠再利用可
恒久化
非課税保有期間
無期限(恒久化)
旧制度は5年または20年限定
ロールオーバー手続き不要で完全恒久化
併用可能
年間投資枠
360万円/年
旧制度は年40万〜120万円
つみたて120万+成長投資240万の併用
まるまる手取り
非課税メリット率
20.315%
通常口座は利益の2割を課税
所得税15.315%+住民税5%が全額免除

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点2つの視点
資産形成を始めた20代・30代会社員

「無期限化と1,800万円の枠再利用のおかげで、住宅購入や教育費の出金後も再投資できる」

定年間近のミドル世代

「年間最大360万円まで投資できるため、まとまった資金をスピーディーに非課税枠へ移管できる」

期待される主な効果新NISA推進の主なメリット(推進側の論点)
慎重・検討課題の主な視点2つの視点
金融教育の専門家・FP

「元本割れリスクへの理解が浅いまま過度な集中投資を行い、調整局面でパニック売りする懸念」

日々の生活費で手いっぱいの市民

「投資余力のない低所得世帯には恩恵がなく、資産所得格差が一段と拡大するのでは」

主な検討課題・論点検討されている課題・懸念点(慎重側の論点)
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