医療・福祉施行・運用中---

医療法人・社会福祉法人の経営情報定期報告義務化と全国データベース公開

医療・介護法人の財務・給与データをオープン化し、適正な報酬改定と賃上げを担保

3

これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    全国の病院・診療所を開設する医療法人および特別養護老人ホーム等を運営する社会福祉法人に対し、毎会計年度の事業報告書・財務諸表・職種別給与実態の国への報告を義務付ける。
  • 2
    厚生労働省の「医療法人・社会福祉法人経営情報クラウド」に蓄積されたデータを匿名化・集計し、経営実態や利益率、内部留保の状況を国民にオープンデータとして公開する。
  • 3
    診療報酬・介護報酬改定の基礎データとして活用し、「公費が現場職員の賃上げに真に届いているか」をエビデンスに基づいて検証する。
政策の背景とねらい

公的保険(医療保険・介護保険)から年間数十兆円の公金が投入されているにもかかわらず、医療法人(全国約5.8万法人)の財務状況は都道府県への紙媒体提出にとどまり、全国規模のデータベースが存在しなかった。診療報酬改定のたびに「内部留保をため込んでいる」「いや赤字で倒産寸前だ」という水掛け論が繰り広げられ、職員の給与引き上げの実効性検証も困難であった。2023年改正医療法・社会福祉法により、2024年度から財務・職種別給料の電子報告が完全義務化された。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
注目
全国の全医療法人・社会福祉法人に対し財務諸表と職種別給料の電子報告を義務化
ポイント1
現行
全国の全医療法人・社会福祉法人に対し財務諸表と職種別給料の電子報告を義務化
注目
公的保険から投じられた賃上げ原資が現場職員に届いているかを客観データで追跡
ポイント2
現行
公的保険から投じられた賃上げ原資が現場職員に届いているかを客観データで追跡
注目
集計データをオープンデータとして国民に公開し報酬改定の政治的思惑を排除
ポイント3
現行
集計データをオープンデータとして国民に公開し報酬改定の政治的思惑を排除

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点1つの視点
推進派・利用者の声

制度の実効性に期待しています。

期待される主な効果期待される主な効果・メリット(推進側の視点)
慎重・検討課題の主な視点1つの視点
専門家・現場の声

現場へのきめ細かな配慮と運用改善が求められます。

主な検討課題・論点検討されている課題・懸念点(慎重側の視点)
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