有人国境離島航路の運賃低廉化(JR並み運賃化及び準公営補助維持)
有人国境離島航路の運賃低廉化を推進。有人国境離島法に基づく島民フェリー運賃の本土JR並み基準への平均引き下げ率
これだけ押さえる!3つのポイント
- 1日本海・東シナ海・太平洋等の国境離島に暮らす島民の定住を支援し、領海・排他的経済水域(EEZ)の保全基盤を維持するため、有人国境離島地域社会維持特別措置法に基づき、離島航路・航空路の島民旅客運賃を「JR本土並み水準」まで大幅に引き下げる国の運賃低廉化支援制度を拡充する。
- 2定期船の燃料費高騰(重油価格高騰)に伴う船社赤字を国・自治体が全額補填(準公営化モデル)し、島民運賃のみならず交流人口拡大のための「準島民・観光客向け特別割引」や生活物資(プロパンガス・ガソリン・食料品)の海上輸送費補助を維持・拡充する。
- 3急患搬送や島民の通院・進学・冠婚葬祭に伴う交通格差を是正し、離島の人口流出と消滅の危機を食い止める。
四方を海に囲まれた日本において、有人国境離島は広大な領海や排他的経済水域(EEZ)の基点となる極めて重要な国家安全保障上の防壁である。しかし、離島航路は長距離かつ利用者が少ないため運賃が極めて高額(片道数千円〜1万円超)であり、病気治療の通院や子どもの部活動遠征、親族訪問の大きな経済的障壁となっていた。人口流出が加速して島が無人化した場合、安全保障上の深刻な空白が生じることから、2017年施行の有人国境離島法により島民運賃のJR並み低廉化が始まり、航路の維持存続に向けた国の恒久的な財政支援が確立された。
4つの主な注目ポイント
ひと目でわかる重要ポイント両論の整理(メリットと検討課題)
どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。
「以前は福岡の本土まで往復1万数千円かかり病院に行くのも命がけの出費でしたが、片道2,000円台で行けるようになり、定期的に専門医の治療を受けられるようになりました。」(対馬在住70代)
「子どもの部活の県大会遠征のたびに多額の交通費集金に苦しんでいましたが、運賃割引のおかげで本土の高校生と同じように大会に出場できています。」(五島列島在住保護者)
「船員さんのなり手が全国的に足りず、船はあるのに減便せざるを得ない航路が出ています。運賃だけでなく船員の給与改善にも国の支援が必要です。」(離島航路船社幹部)
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