政策一覧にもどる税金・お金
税金・お金成立・施行済み---
所得税の所得控除体系(基礎控除48万円・配偶者控除・扶養控除の基本構造)
個人の担税力に応じた公平課税。基礎控除48万円と配偶者控除・扶養控除など全15種類の所得控除ルール
施行時期: 1947-04-01
3
これだけ押さえる!3つのポイント
- 1所得税法に基づき、納税者の個人的な事情(家族構成・扶養負担・病気や災害等)を考慮して税負担を軽減するために設けられた基本システム。
- 2原則すべての納税者に適用される「基礎控除(合計所得2,400万円以下で一律48万円)」をはじめ、配偶者を扶養する場合の「配偶者控除(最大38万円)」や16歳以上を養育する「扶養控除(38万〜63万円)」など計15種類の控除で構成される。
- 3年収から給与所得控除とこれらの所得控除を差し引いた「課税所得」に対して5〜45%の累進税率が乗じられ、最終的な所得税額が確定する。
政策の背景とねらい
所得税の基本原則である『担税力(税を負担する能力)に応じた公平課税』を担保する根幹。かつては一律38万円だった基礎控除が2020年度税制改正で給与所得控除引き下げとセットで48万円(高所得層は逓減・適用除外)に改定された。近年はパート主婦の就労抑制要因とされる『103万円の壁』や、学生アルバイトの親の扶養外れ問題(特定扶養控除63万円の喪失リスク)を巡る税制改革議論の主戦場となっている。
4つの主な注目ポイント
ひと目でわかる重要ポイント万人適用
基礎控除額
480,000円/年
合計所得2,400万円以下
原則すべての納税者に無条件適用される基本的な所得控除
必要経費枠
給与所得控除(最低額)
550,000円/年
年収162.5万円まで
会社員・パートの必要経費概算枠。基礎控除と合算で103万円
学費支援
特定扶養親族(19〜22歳)
630,000円/年
大学生年代の加算
大学進学期など学費負担の重い年代の子を扶養する際の拡充控除
就業支援
配偶者特別控除(満額枠)
1,500,000円/年まで
旧103万円枠から拡大
配偶者のパート年収150万円まで満額38万円の控除を適用
両論の整理(メリットと検討課題)
どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。
期待・推進側の主な視点1つの視点
大学生と高校生を育てる4人家族の会社員(40代)
特定扶養控除のおかげで所得から63万円差し引かれ、所得税と住民税を合わせて年間10万円以上税金が安くなっています。仕送りや学費に消える時期なので本当に助かります。
期待される主な効果所得控除体系の意義と擁護の視点
慎重・検討課題の主な視点1つの視点
スーパーマーケット店長
11月〜12月になると『103万円の壁』を超えないようにパートさん全員がシフトに入りたがらなくなり、最も忙しい年末に店が回らなくなるのが毎年頭の痛い問題です。
主な検討課題・論点所得控除体系の課題と見直し論点
制度変更の詳細、海外主要国のルール、根拠法、一次情報を確認したいですか?
新旧対照(ビフォーアフター)、海外主要国のルール比較、国会での決定経緯タイムライン、根拠法、官公庁の公式一次資料をご覧いただけます。
議論・専門知識・補足情報スレッド
この政策に関する背景知識、一次資料のURL、最新の制度変更、現場の実情などをご自由にお寄せください(GitHubアカウントで投稿可能)。
知見の公式採用について:スレッドに寄せられた有益な情報や前提知識・法改正の動きは、中立性とファクトチェックを確認の上、政策の公式本文(図鑑データ)に正式に反映・加筆させていただきます。 荒らしやデマのない信頼できる情報基盤をコミュニティと共に作っていきます。