政策一覧にもどる税金・お金
税金・お金成立・施行済み---
固定資産税・都市計画税の住宅用地特例(小規模住宅用地の課税標準1/6軽減ルール)
住まいの税負担を大幅軽減。住宅1戸あたり200㎡までの土地評価額を6分の1、都市計画税を3分の1に減額
施行時期: 1950-07-31
3
これだけ押さえる!3つのポイント
- 1地方税法に基づき、市町村(東京23区は東京都)が土地・家屋の所有者に対して毎年課税する固定資産税(標準税率1.4%)および都市計画税(最高0.3%)の基幹減免制度。
- 2国民の居住安定と持ち家取得を支援するため、人が住む住宅が建っている土地(住宅用地)については、課税標準額を特例措置により劇的に引き下げる。
- 3住宅1戸あたり200㎡までの部分(小規模住宅用地)は固定資産税の課税標準が「価格の6分の1」、都市計画税が「価格の3分の1」に減額される(200㎡を超える一般住宅用地は固定資産税3分の1、都市計画税3分の2)。
政策の背景とねらい
1950年制定の地方税法において、居住用不動産に対する過重な税負担を緩和し国民生活の基盤を守る政策税制として定着。一方で、この特例があるために『倒壊寸前の危険な空き家であっても、解体して更地にすると固定資産税が実質6倍に跳ね上がる』という逆インセンティブが生じ、全国で放置空き家問題が深刻化。近年の空家特措法改正により、管理不全空き家への特例解除(更地並み課税)が導入された。
4つの主な注目ポイント
ひと目でわかる重要ポイント特大減額
小規模住宅用地の軽減率
1/6(約16.7%)
固定資産税の課税標準
住宅1戸あたり200㎡までの敷地評価額を6分の1に減額
上限面積
小規模用地の面積上限
200㎡/戸
約60坪相当
一般戸建て住宅の平均敷地面積をほぼカバーする上限設定
都市計画税
都市計画税の軽減率
1/3(約33.3%)
最高税率0.3%
都市計画区域内の小規模住宅用地に対する都市計画税の軽減割合
標準税率
固定資産税の標準税率
1.4%
課税標準額に乗じる
市町村が課税標準額に対して乗じる全国標準税率
両論の整理(メリットと検討課題)
どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。
期待・推進側の主な視点1つの視点
都内に一戸建てを購入した子育て世帯(30代)
土地の評価額が3,000万円と聞いて税金が年40万円超えるかと焦りましたが、特例で500万円に圧縮され、年間の固定資産税が7万円程度で収まり維持できています。
期待される主な効果住宅用地特例の意義と推進の視点
慎重・検討課題の主な視点1つの視点
地方都市の自治体空き家対策担当者
『更地にしたら税金が6倍になるから解体しない』という地主さんの説得が一番困難でした。空家特措法で特例解除できるようになりましたが、まだ手続きに時間がかかります。
主な検討課題・論点住宅用地特例の課題と論点
制度変更の詳細、海外主要国のルール、根拠法、一次情報を確認したいですか?
新旧対照(ビフォーアフター)、海外主要国のルール比較、国会での決定経緯タイムライン、根拠法、官公庁の公式一次資料をご覧いただけます。
議論・専門知識・補足情報スレッド
この政策に関する背景知識、一次資料のURL、最新の制度変更、現場の実情などをご自由にお寄せください(GitHubアカウントで投稿可能)。
知見の公式採用について:スレッドに寄せられた有益な情報や前提知識・法改正の動きは、中立性とファクトチェックを確認の上、政策の公式本文(図鑑データ)に正式に反映・加筆させていただきます。 荒らしやデマのない信頼できる情報基盤をコミュニティと共に作っていきます。