環境・消費法律施行・民間各社で有料化拡大中---

使い捨てプラスチック(スプーン・歯ブラシ等)の有料化拡大

レジ袋の次に迫るカトラリー有料化。プラ資源循環法に基づくコンビニ・ホテルでの有料化と脱プラの摩擦

施行時期: プラスチック資源循環法に基づき各社順次導入中

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これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    2020年のレジ袋有料化に続き、コンビニや弁当店、ホテル等で無料配布されていた使い捨てプラスチック製品12品目(スプーン、フォーク、ストロー、歯ブラシ、カミソリ等)の削減を義務付け
  • 2
    企業は「有料化」「辞退者へのポイント還元」「木製・紙製など代替素材への転換」などの削減措置を義務付けられ、大手コンビニ等で1本数円での有料化が進行
  • 3
    海洋プラスチック汚染防止や脱炭素を進める一方、弁当を買うたびの少額負担増への消費者の不満や、代替素材によるコスト上昇が課題に
政策の背景とねらい

世界的な海洋プラスチック問題(2050年には魚の重量をごみが上回るとの試算)やG20での『大阪ブルー・オーシャン・ビジョン』を受け、2022年4月に『プラスチック資源循環促進法』が施行。特定プラスチック使用製品を提供する年間5トン以上の事業者に削減義務が課され、段階的に有料化やバイオマス素材への置き換えが進んでいます。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
スプーン等の有料化・削減義務
コンビニ・スーパーのスプーン・フォーク
スプーン等の有料化・削減義務
これまで: 弁当やプリンの購入時に無条件で無料配布
1本数円(3〜5円等)での有料化、または辞退者へのポイント還元・声かけ確認
客室配布からアメニティバーへ
ホテルのアメニティ(歯ブラシ・カミソリ)
客室配布からアメニティバーへ
これまで: 客室にあらかじめ無料セットされているのが標準
フロントの専用バーから必要な人だけ持参させる方式や有料販売へ転換
バイオマス・木製素材へのシフト
製品の素材転換
バイオマス・木製素材へのシフト
これまで: 石油由来の使い捨てプラスチック(100%バージンプラ)
持ち手に穴を開けた軽量化、木製・紙製・バイオマスプラスチックへの切り替え

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点2つの視点
環境NGO・海洋生態系学者・環境省

「街から川、海へと流出する使い捨てプラを根絶し、海の豊かさを次世代に残す」

エコ容器メーカー・持続可能性コンサルタント

「レジ袋有料化でエコバッグが定着したように、使い捨てのライフスタイルを根本から変革」

期待される主な効果プラ削減・有料化を支持する立場(海洋保全とサーキュラーエコノミー)
慎重・検討課題の主な視点2つの視点
一般消費者・コンビニユーザー

「物価高でただでさえ弁当代が上がっている中で、食べるための道具でさらに別料金を取られる不快感」

外食産業・容器包装流通協議会

「紙スプーンのザラザラ感や木製フォークの臭い、木材調達に伴う森林伐採への疑問」

主な検討課題・論点有料化に不満・困惑を持つ立場(利便性低下とステルス負担増)
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