経済・決済一部自主開示開始・法制度化推進中---

クレジットカード決済手数料(インターチェンジフィー)の開示義務化

カード決済のブラックボックスを暴く。お店が負担する高い手数料の引き下げとキャッシュレス推進

施行時期: 2022年〜2024年自主開示要請・法制度化継続推進

3

これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    クレジットカード決済の際、店舗が支払う加盟店手数料の内訳である「インターチェンジフィー(カード発行会社に支払われる手数料)」の標準料率の公開を義務付け
  • 2
    VisaやMastercard、JCBなどの国際ブランドに対し、ブラックボックス化していた標準料率(約1%〜2%)の公表を迫り、加盟店(中小店舗等)の手数料引き下げ交渉を後押し
  • 3
    店舗の過重な決済手数料負担を軽減してキャッシュレス決済の普及を加速させる一方、カード会社の収益悪化による「ポイント還元率の低下」という消費者影響が議論
政策の背景とねらい

キャッシュレス決済の普及が進む一方、中小店舗や飲食店では「売上の3%〜5%に及ぶクレジットカード加盟店手数料」が重い経営負担となり、導入を敬遠する原因となっていました。その手数料の大半を占めるインターチェンジフィーは非公開で、価格競争が働いていませんでした。公正取引委員会と経済産業省の強い要請を受け、2022年秋に国際ブランドが国内標準料率を初公開。手数料の透明化と適正競争の促進が進行しています。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
料率の透明化
インターチェンジフィー公開
標準料率(約1%〜2%)を公表
これまで 完全非公開のブラックボックス
国際ブランドが業種別標準料率を開示
店舗負担軽減
加盟店手数料の引き下げ
低下へ交渉力向上
これまで 売上の3%〜5%が手数料負担
中小店舗の手数料負担を抑えて利益改善
キャッシュレス推進
キャッシュレス導入促進
拡大(個人店・飲食店の導入加速)
手数料が高すぎて現金のみ営業が多数
どこでもカードやスマホで払える社会へ
ポイント影響
カード還元率への影響
見直し・ポイント改悪の懸念
1%〜1.5%の高還元サービス
カード会社の収益減で還元縮小の恐れ

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点2つの視点
中小企業支援・キャッシュレス推進

「過重な決済コストを抑え、現金お断りを含むDXを推進」

公正競争・寡占抑制

「不透明なプライシングを是正し、国内決済エコシステムを健全化」

期待される主な効果手数料開示・引き下げ賛成の視点
慎重・検討課題の主な視点2つの視点
ポイント改悪・消費者還元低下

「カード会社の原資縮小による消費者向け還元サービスの縮小」

セキュリティ低下リスク

「急増するカード不正利用(年間500億円超)への対策費用が圧迫」

主な検討課題・論点ポイント改悪・サービス低下への懸念の視点
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