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安全保障・防衛調達契約締結済み・発射機改修進行中---

反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有とスタンド・オフ・ミサイル配備

専守防衛の歴史的大転換。相手領域内へ届く長射程ミサイル(トマホーク・12式改)配備と抑止力の真価

施行時期: 2022年安保3文書閣議決定、2025年〜2026年トマホーク前倒し調達・部隊配備開始

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これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    日本を取り巻くミサイル脅威の劇的な増大に対し、相手のミサイル発射拠点等を攻撃できる「反撃能力(敵基地攻撃能力)」の保有を決定し防衛政策を歴史的大転換
  • 2
    相手の脅威圏外から攻撃可能な長射程「スタンド・オフ・ミサイル」(国産12式地対艦誘導弾能力向上型や米製巡航ミサイル・トマホーク400発)の調達・配備を急加速
  • 3
    相手に先制攻撃を思いとどまらせる抑止力の抜本強化の一方で、先制攻撃とみなされる国際法違反リスクや相手国からの報復連鎖、専守防衛の形骸化懸念が対立
政策の背景とねらい

北朝鮮による頻繁な弾道ミサイル発射(変則軌道や極超音速滑空兵器)や、中国の圧倒的な通常弾道・巡航ミサイル戦力の増強により、従来のパトリオット(PAC-3)やイージス艦による「迎撃ミサイルだけで撃ち落とす(迎撃専任)」防衛網は飽和攻撃により突破される限界に達しました。2022年12月の「安保3文書」改定において、武力攻撃が発生したと判断された場合、相手領域内のミサイル基地などを叩く「反撃能力」の保有を宣言。射程1,000km超の長射程火力をイージス艦や潜水艦、陸上自衛隊ミサイル部隊へ配備する計画を前倒しで進めています。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
射程1,000km超
反撃ミサイルの射程距離
1,000km超
自衛隊ミサイルは射程100〜200kmのみ
相手の脅威圏外から基地を叩くスタンド・オフ火力
トマホーク前倒し
トマホーク調達数
最大 400発(米製)
保有ゼロ(防空迎撃ミサイルのみ)
イージス護衛艦へ前倒しで2025年から配備開始
防衛費43兆円
防衛費の増額水準
GDP比 2%へ倍増
長年「GDP比1%枠」に抑えられていた
5年間で43兆円の歴史的防衛力強化予算
国産ミサイル量産
国産ミサイル開発
12式改・高速滑空弾
近距離の島嶼迎撃能力に限定
三菱重工等による国産打撃力の量産配備

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点2つの視点
戦争抑止・侵略防止

「「攻撃すれば自国の重要軍事基地が灰塵に帰す」と相手に認識させ、武力行使を断念させる」

日米同盟深化・共同対処

「日本が自前で打撃力を持つことで、米軍の来援を待つ間の空白期間を自力で防衛」

期待される主な効果反撃能力保有・長射程ミサイル配備の抑止力メリット
慎重・検討課題の主な視点2つの視点
着手判断の困難・国際法違反リスク

「「着手」の判断は極めて困難。相手が攻撃準備していると誤認して先制攻撃してしまう危険」

軍拡競争・緊張激化

「日本のミサイル配備に対抗して中朝がさらに核・長射程ミサイルを増強する悪循環」

主な検討課題・論点反撃能力保有に伴う重大な安全保障上のリスク
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