国土・交通審議中---

CLT(直交集成板)高層木造建築推進法(国産材需要拡大・炭素固定)

都市にビルサイズの森をつくる、CLT中高層木造建築の規制緩和

施行時期: 2026年5月施行予定

3

これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    国内人工林の本格利用期を迎えた国産木材の需要拡大と都市の脱炭素化のため、CLT(直交集成板)を用いた中高層木造ビルの構造基準緩和、容積率優遇、公共建築物での木材利用義務付けを民間建築物へ拡大する法律。
  • 2
    制度の骨子建築基準法の耐火構造・防火規定を見直し、CLTを用いた最大15階建て程度の中高層建築の審査手続きを迅速化
  • 3
    具体的措置国産木材を一定割合以上使用した木造ビルに対する容積率制限のボーナス緩和特例の新設
政策の背景とねらい

戦後植林された日本の人工林の半数以上が50年生を超え伐採期を迎えているが、木材需要の低迷で放置林の土砂崩れ等が問題視されていた。コンクリートや鉄骨の代わりに炭素を固定するCLT工法を普及させ、都市を高層木造化することで林業再生と脱炭素社会の実現を両立させる狙いがある。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
注目
コンクリート並みの強度と耐火
コンクリート並みの強度と耐火
現行
コンクリート並みの強度と耐火
注目
容積率ボーナス優遇
容積率ボーナス優遇
現行
容積率ボーナス優遇
注目
工期を3割短縮
工期を3割短縮
現行
工期を3割短縮

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点3つの視点
森林組合連合会専務

「山には立派な木がたくさんあるのに使われないのが一番の悲劇。都市のビルで大量に使ってくれれば山が生き返る。」

ゼネコン構造設計部長

「水漏れやシロアリ、経年劣化に対する遮音・耐久性のデータがRC造に比べて少なく、施主への説明が難しい。」

サステナブル建築家

「木造ビルに入ると木の香りと温もりでオフィスの居心地が全く違う。従業員のウェルビーイングにも最適だ。」

期待される主な効果期待される効果(賛成側の主な論点)
慎重・検討課題の主な視点1つの視点
ゼネコン構造設計部長

「水漏れやシロアリ、経年劣化に対する遮音・耐久性のデータがRC造に比べて少なく、施主への説明が難しい。」

主な検討課題・論点指摘されている課題・懸念点(慎重側の主な論点)
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