交通・物流施行中・商業サービス拡大中---

自動配送ロボット(低速無人配送車)の公道・歩道走行解禁

再配達と人手不足をロボットが救う。歩道を走る小型無人配送車の新時代

施行時期: 2023年4月改正道路交通法施行・全国配備中

3

これだけ押さえる!3つのポイント

  • 1
    物流の2024年問題やラストワンマイルの配達員不足を解消するため、最高時速6km以下で歩道を自律走行する小型無人配送ロボット(遠隔操作型小型車)の公道走行を認めた道路交通法改革
  • 2
    住宅街やオフィス街、大学キャンパス等において、スーパーの食料品やネット通販の荷物、飲食店デリバリーを自動で自宅前まで無人配送
  • 3
    歩行者や視覚障害者・車椅子との接触事故防止、段差や路上放置物へのスタック(立ち往生)、悪戯・盗難へのセキュリティ対策が課題
政策の背景とねらい

EC市場の急拡大により宅配便取扱個数が年間50億個を突破する一方、トラックドライバーの時間外労働上限規制(2024年問題)により、将来的に荷物の3割が運べなくなる物流クライシスが現実化しました。政府は法改正を行い、2023年4月施行の改正道路交通法において、一定基準を満たす自動配送ロボットを「遠隔操作型小型車」と定義し、歩行者と同様の交通ルールで公道(歩道)を走行することを解禁。パナソニック、楽天、ENEOS、Uber Eats等が実証実験から本格的な商業サービスへの移行を進めています。

4つの主な注目ポイント

ひと目でわかる重要ポイント
歩道走行解禁
歩道自律走行の解禁
時速 6km以下(早歩き程度)
公道・歩道走行は原則違法だった
改正道交法で「遠隔操作型小型車」として公認
2024年問題解決
ラストワンマイル救済
24時間いつでも無人配達
夜間・再配達で配達員が過労死寸前
お弁当・食料品・日用品を自宅前までお届け
スマホ解錠受取
非対面・非接触受取
スマホ暗証番号でトランク解錠
玄関先での対面サインが必要だった
盗難防止ロックで安心の置き配代行
接触防止・遠隔監視
歩行者安全と点字ブロック
接触ゼロの遠隔監視義務
狭い歩道での視覚障害者・車椅子との接触恐怖
非常停止ボタンとAI障害物検知を義務化

両論の整理(メリットと検討課題)

フラットに両論併記

どちらか一方を正解と決めつけず、どんな意見や論点があるのかを市民目線でまとめました。

期待・推進側の主な視点2つの視点
人手不足解消・物流維持

「夜間や早朝の再配達をロボットが肩代わりし、配達員の過酷な労働を軽減」

買い物難民救済・生活支援

「重いペットボトルやお米を近所のスーパーから自宅前まで自動でお届け」

期待される主な効果自動配送ロボットがもたらす物流革新
慎重・検討課題の主な視点2つの視点
歩行者事故・点字ブロック妨害

「狭い歩道で点字ブロックを塞いだり、予期せぬ動きをする子どもと接触する恐怖」

スタック・防犯セキュリティ

「歩道の段差に引っかかって動けなくなったり、荷物を無理やり奪われるリスク」

主な検討課題・論点歩道走行に伴う市民の不安と課題
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